2018年5月31日付で、下記の検査が追加されました。
D007血液化学検査
→オートタキシン(194点)
ア D007血液化学検査の「48」Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体の所定点数に準じて算定する。
イ 本検査は、サンドイッチ法を用いた蛍光酵素免疫測定法により、慢性肝炎又は肝硬変の患者 (疑われる患者を含む)に対して、肝臓の線維化進展の診断補助を目的に実施した場合に算定する。
ウ 本検査とD007血液化学検査「37」プロコラーゲン-3-ペプチド(P-3-P)、「38」4型コラーゲン、 「40」4型コラーゲン・7S、「44」ヒアルロン酸又は「48」Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体を 併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
→BRACAnalysis診断システム(20,200点) BRACAnalysis診断システムは、D006-2造血器腫瘍遺伝子検査の所定点数2回分、 D006-4遺伝学的検査「3」処理が極めて複雑なものの所定点数2回分を合算した点数を 準用して算定できる。
ア 転移性又は再発乳癌患者の全血を検体とし、PCR法等により、抗悪性腫瘍剤による治療法の選択を 目的として、BRCA1遺伝子及びBRCA2遺伝子の生殖細胞系列の変異の評価を行った場合に限り算定する。
イ 本検査は、化学療法の経験を5年以上有する常勤医師又は乳腺外科の専門的な研修の経験を5年以上有する 常勤医師が1名以上配置されている保険医療機関で実施する。
ウ 本検査は、遺伝カウンセリング加算の施設基準に係る届出を行っている保険医療機関で実施する。 ただし、遺伝カウンセリング加算の施設基準に係る届出を行っている保険医療機関との連携体制を有し、 当該届出を行っている保険医療機関において必要なカウンセリングを実施できる体制が整備されている場合は、 この限りではない。 D413前立腺針生検法(1,400点) 放射線治療用合成吸収性材料を用いる処置については、D413前立腺針生検法の 所定点数により算定する。
詳細は京都府保険医協会発行「グリーンペーパー」6月25日号に掲載予定です。