横のつながりひろげることが大切

開業した理由は、体力や年齢に伴う身体的な不安を覚えたからです。大切にしていることは、診療に関係のない患者さんの趣味や家族の話をよく聞いて、フィードバックすることです。少しの時間でも良いので患者さんに声を掛けると、とても喜んでもらえます。また、家族間の架け橋になることも大切な仕事であるように感じています。スタッフから不満などを聞いた時には、フィードバックする意味で関係のないスタッフも含めて全員に個別に時間を取って話をするなど、細やかな気遣いが大切です。患者さんからスタッフの対応でクレームがあった時には、スタッフが悪くなくても、患者さんを不快にさせた責任は院長にあるので、自ら謝罪するように心掛けています。地域での老人会、婦人会などに積極的に参加して地域に根づき、信頼を得るようにしています。地区医師会や協会の理事などもしていますが、いろいろなことをすることで横のつながりや自分自身の幅が出てきて、プラス面ばかりでマイナス面はないと思います。